新年度に向けて新しい受験生向けの講座が開講するのでたくさん生徒を集めたいけれど、インスタの運用が苦手でなかなか効果的な施策ができないと悩んでいる人はいませんか?
この記事では受験対策のための塾や予備校におけるインスタ運用について、担当者が知っておきたいコツや成功事例をご紹介します。
インスタで保護者に受験のための塾選びを後悔させないための発信とは?
2024年2月に株式会社DeltaXが発表した、小学生から高校生までの子供を持つ保護者100人に対するアンケートにおいて、入塾後の不満について聞いた所、次のような結果が出ました。
入塾後の不満 | 割合 |
とてもある | 2% |
ある | 5% |
少しだけある | 32% |
どちらでもない | 21% |
ない | 40% |
「とてもある」「ある」「少しだけある」を合計すると39%となり、約4割弱の保護者が塾に対し何らかの不満を抱いていることがわかります。
一方2022年に株式会社POPERが小学生~中学生の子供を持つ保護者300人、学習塾の経営者・教室長70人を対象に行ったアンケート調査において、現在子供が通っている学習塾を知ったきっかけについてたずねた所、次のような結果が出たのです。
画像出典:PR TIMES「保護者300人と学習塾70教室に聞いた『保護者と学習塾の意識調査』」
知人や友人の口コミ、ネットでの口コミが学習塾の集客において大きな影響力を及ぼしているものの、入塾後の不満も多い結果を引き起こしているのが現状と言えるでしょう。
これらのことから、インスタで保護者に受験のための塾選びを後悔させないための発信をするためには、ユーザーに対し口コミ投稿をお願いするものの、ポジティブな口コミにもネガティブな口コミにも誠実に対応する姿勢を見せなければなりません。
地道に続けることで、ユーザーと信頼関係が構築され入塾後の不満も少しずつ減らしていけるでしょう。
参考:PR TIMES「保護者300人と学習塾70教室に聞いた『保護者と学習塾の意識調査』」
受験生と保護者向けのインスタ運用のコツ
塾や予備校が受験生とその保護者向けにインスタ運用をする時のコツを3つご紹介します。
投稿に地域を絞ったハッシュタグをつける
株式会社POPERが小学生~中学生の子供を持つ保護者300人を対象に行ったアンケート調査において、保護者が学習塾を選ぶ基準の1位は「自宅・学校から近い」で49.7%でした。
このため、塾や予備校における受験生のための発信では、投稿に地域を絞ったハッシュタグをつけて、保護者に自分の住んでいるエリアから近いと認識してもらうことが大切です。
受験へのモチベーションを上げる投稿をする
画像出典:PR TIMES「保護者300人と学習塾70教室に聞いた『保護者と学習塾の意識調査』」
前の項目でご紹介したアンケート調査で学習塾に期待する授業外のサポートをたずねた所、上記のような結果でした。
アンケートの回答で多かった「受験パターンの攻略法」「最新の入試情報」「子ども・生徒のメンタルフォロー」などはインスタの動画を活用したサポートもできるでしょう。
例えば大学受験専門塾の「武田塾」では、リールで合格体験記や大学を卒業した後の就職についての発信をして、受験生に未来を見せることで受験へのモチベーションを高めています。
差別化を意識した発信をする
前の項目でもご紹介した通り、知人や友人の口コミ、ネットでの口コミが学習塾の集客において大きな影響力を及ぼしています。
そのためインスタで口コミを投稿してもらった後、受験生や保護者に選んでもらうためには他の塾や予備校にない良さをアピールすることが大切です。
具体的には競合他社のインスタの投稿を確認し、アピールされている内容とは別の良さを発信するように心がけましょう。
参考:PR TIMES「保護者300人と学習塾70教室に聞いた『保護者と学習塾の意識調査』」
受験対策のための塾や予備校のインスタ運用成功事例
受験生やその保護者向けのインスタ運用で成功した事例をご紹介します。
進学予備校の佐鳴予備校では、YouTubeで2024年2月現在1.1億回も再生されて大ヒットしたHoneyWorksの「可愛くてごめん」の替え歌を使ったCMを作成しました。
インスタのリールでこのCM曲を使った予備校生独自の振り付けによる「踊ってみた」を発信した所、人気で10万回再生されたものもあります。
塾や予備校に通うかどうか、どこに通うかを最終的に決めるのは受験生本人なので、そこに刺さるインスタ運用で集客に成功した好事例だと言えるでしょう。
株式会社ニューオーダーでは塾や予備校の個性を活かしたインスタ運用をご提案しています
株式会社ニューオーダーでは塾や予備校の個性を活かし、競合他社と差別化したインスタ運用をご提案しています。
まずはヒアリングから開始して当社の担当者が塾や予備校そのものやサービス内容への理解を深めてからご提案をするため、競合他社にはない良い部分をアピールすることができるのです。
受験生やその保護者に「刺さる」インスタ運用をご希望の方は、次のページもごらんください。
Instagram運用代行 – 株式会社ニューオーダー (neworder.co.jp)
まとめ
塾や予備校への集客のため受験生とその保護者向けにインスタ運用をする場合は、入学した後の不満を最小限にするためにもコミュニケーションをしっかりと取り、ニーズに合った投稿を誠実に続けるのが大切だと言えるでしょう。
この記事も参考にして、ぜひ受験生やその保護者に良い印象を持ってもらえる投稿を心がけてみてください。
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