念願だった飲食店を開業したのでSNSでの集客にも力を入れたいけれど、日々忙しいのでインスタのアカウントを取得しただけで放置してしまっている人はいませんか?
この記事では、インスタで飲食店が集客するコツから成功事例まで詳しく解説します。
インスタで飲食店が集客した方がよい理由とは?
画像出典:帝国データバンク「『飲食店』倒産動向調査(2023年)」
2023年に帝国データバンクが発表した「『飲食店』倒産動向調査」によると、2023年の飲食店の倒産件数は768件で2022年の1.7倍に増加し、業歴3年未満で倒産したお店も39件あったのです。
一方2023年に飲食店ドットコムが発表した会員396人を対象に行ったアンケート調査において、現在活用している集客手段で最も効果を感じているのは何かをたずねた所、次のような結果でした。
集客手段 | 割合 |
Googleビジネスプロフィール | 41.7% |
41.7% | |
グルメ予約サイト(食べログ、ぐるなびなど) | 36.1% |
自社ホームページ | 25.5% |
19.9% |
インスタはGoogleビジネスプロフィールに並ぶ1位で、グルメ予約サイトより上位となったのです。
これらのことから、飲食店が経営状態を少しでも良くするために集客をしたければ、まずはインスタを運用した方がよいのがわかります。
参考:帝国データバンク「『飲食店』倒産動向調査(2023年)」
参考:飲食店ドットコム「『来店効果を実感した』最多はインスタ・Googleビジネス。飲食店の集客事情を調査。」
飲食店がインスタを運用するコツ
飲食店がインスタを運用するコツとはどのようなものなのでしょうか。
シズル感を意識する
飲食店のインスタ運用においては、シズル感を意識した発信をするのがとても大切です。
シズル感とは食品広告における視覚的な魅力を指す言葉で、画像や動画でユーザーの視覚に訴える発信が多いインスタにおいては重要視されるのです。
具体的にはメニューの画像や動画を作成する際、ユーザーがそれを食べたくなる理由にスポットを当てた内容にするのがおすすめです。
▼写真で上手にシズルを表現しているコメダ珈琲
▼動画だと情報量が多く、シズル感が上手に表現できます:フレッシュネスバーガー
インスタ開設をお店でもアピールする
飲食店でインスタのアカウントを作成したら、それをお店でもアピールすると常連のお客様などがフォローして盛り上げてくれる可能性が出てきます。
気になって通っているお店がインスタをやっていると知れば、そこから情報を得たいと考える人もいるので、積極的にアカウントを紹介しましょう。
▼店内POP事例
飲食店のインスタ運用における成功事例
うなぎ屋かわすいは元々楽天市場うなぎ部門で13年連続グルメ大賞を受賞している人気店です。
インスタの投稿ではうな重が食べられる工場見学ツアーを案内したり、バレンタインキャンペーンで「ハート型うなぎ」プレゼントを実施したりとうなぎ好きな人にとって魅力的な情報を発信し続けています。
うなぎ屋かわすいは通販だけではなくリアル店舗を2023年2月よりオープンした所、テレビ番組からの取材も来るようになり、その様子もインスタに投稿されています。
インスタでの発信が新しいビジネスを生み出し集客にもつながった好事例と言えるでしょう。
株式会社ニューオーダーではシズル感を大切にした写真や動画で飲食店のインスタ運用をサポートします
株式会社ニューオーダーでは飲食店のインスタ運用において大切にしたい「シズル感」を、高品質な写真と動画で表現できる体制を整えています。
当社が運用をサポートさせていただいている「ステーキのどん」様の投稿においては、「激アツステーキ」にソースをかけ湯気が立ち上る様子から、焼き上がりのレアなお肉をフォークで一切れ持ち上げる所までを動画にし、ユーザーの「焼きたてのお肉を熱いまま食べたい」という気持ちに寄り添いました。
このような投稿でユーザーの食欲をかきたてたい方は、次のページもごらんください。
Instagram運用代行 – 株式会社ニューオーダー (neworder.co.jp)
まとめ
飲食店がインスタを運用する上では飲食店向けの機能を最大限活用し、シズル感を意識した投稿でユーザーが自分の店を選ぶ理由づけをするのが大切です。
この記事も参考にして、ぜひインスタを積極的に活用して人気店を目指してみてください。
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