自分の働く病院でも集客のために積極的にインスタを活用したいけれど、具体的に何から始めればよいかわからず困っている人はいませんか?
この記事では病院やクリニックでインスタ活用をした方がよい理由からやり方まで詳しく解説します。
病院でもインスタ活用を検討した方がよい理由とは?
画像出典:野村総合研究所「Z世代の“SNS疲れ”から生まれる一人行動ニーズ」
2022年2月に野村総合研究所が全国約3,000人を対象に行った「生活者年末ネット調査」において情報収集や調べものをする時に使うSNSツールについてたずねた所、上記のような結果が出ました。
Z世代、Z世代以外ともインスタがTwitter(現:X)に次いで検索ツールとして多く活用されており、特にZ世代の女性においては78%もの人がインスタで情報収集を行っているのです。
このことから病院やクリニックでSNSでの集客を考えるなら、インスタの活用も選択肢の1つにした方がよいと言えるでしょう。
参考:野村総合研究所「Z世代の“SNS疲れ”から生まれる一人行動ニーズ」
病院やクリニックにおけるインスタ活用のやり方
病院やクリニックにおけるインスタ活用のやり方を3つの観点からご紹介します。
病院やクリニックの公式アカウントで治療内容を発信する
病院やクリニックのインスタ活用のやり方の1つとして、公式アカウントを作って治療内容を発信して集客するという方法があります。
例えば「Venus beauty clinic」ではアカウント全体として1つの治療方法をテーマとした統一感のある発信を続けており、投稿では図解を使って治療方法についてわかりやすく説明をし、リール動画では患者の治療前の悩みから治療中の様子、治療後までのリアルな姿を発信しているのです。
Venus beauty clinicではホームページでは病院の基本情報やコラムでの発信を行っているため、インスタとはっきりすみ分けをした運用をしているのが特徴的だと言えるでしょう。
岡山済生会総合病院産婦人科病棟では、出産を迎える女性に向けて出産や育児に関する情報を発信して、フォローすることで赤ちゃんを迎えるための準備が出来るようなアカウントになっています。赤ちゃんの沐浴指導の様子や、退院時の家族写真など笑顔あふれる写真が多く、入院後の様子がイメージ出来るような投稿がされています。
病院やクリニックの公式アカウントを採用目的で運用する
湘南藤沢徳洲会病院の公式アカウントでは、採用を目的として病院で実際に働くスタッフの日常を発信しています。
最新の採用情報はハイライトにまとめられており、投稿では研修内容、災害医療支援活動、学会での発表内容などを見ることができます。
またリール動画では手術前の準備や説明の様子、救急車の助手席に乗った時の様子など病院スタッフとして働かなければ本来経験することのない内容がわかりやすく説明されているのです。
どこの病院で働くか迷っている人の背中を押せるアカウントだと言えるでしょう。
医師をインフルエンサーにして運用する
病院やクリニックにおけるインスタ活用のやり方の1つとして、医師をインフルエンサーにして運用する方法があります。
例えば「keisuke828」は但馬救急救命センターや鳥取県立中央病院救命救急センターでフライトドクターとして活動する松村圭祐さんのアカウントで、ドクターヘリや救命救急、またピアニストとしての活動について発信しているのです。
フォロワー数が13.9万人にもかかわらず、出動時における現場の緊迫感をそのまま切り取った形で作られたリール動画は10万回~90万回も再生されており、関心の高さがうかがえます。
病院やクリニックのインスタグラムを炎上させないために
病院やクリニックなどの医療機関はSNSの炎上からはほど遠いと思いがちですが、2024年現在、インスタではジャンルを問わず不適切な発信や問題行動は炎上してしまいます。
日本ではまだ医療機関の明確なSNS使用ガイドラインは定められていませんが、海外の場合、例えばイギリスでは資格停止処分となるインターネット上での行為が看護師資格の登録機関によって定められているのです。
病院やクリニックでのインスタ炎上を防ぐために特に気を付けたいことは次の通りです。
- 個人情報(患者のカルテ・レントゲン所見・心電図・顔写真など)を漏洩しない
- スタッフの不満や愚痴などを発信しない
- 病院・医療職として公序良俗に反する発信はしない
炎上を防ぎ、気持ちよくアカウントを運用するためにもモラルに基づいた発信を心がけましょう。
株式会社ニューオーダーは病院やクリニックのインスタ活用をサポートします
株式会社ニューオーダーは病院やクリニックのインスタ活用をサポートしています。
医療の現場は忙しいのでとても運用まで手が回らないという場合でも、撮影や投稿などは全てお任せいただき、月に1回レポート提出と打ち合わせをすることでブラッシュアップしながらの運用も可能です。
まずは運用について詳しく相談してみたいという方は、次のページをごらんください。
Instagram運用代行 – 株式会社ニューオーダー (neworder.co.jp)
まとめ
近年SNSでの情報収集が活発化していることから病院やクリニックでも積極的なインスタ活用が求められますが、やり方に関してはまだいろいろな方法が模索できるでしょう。
この記事も参考にして、ぜひ自分の働く医療機関に合ったインスタ活用を進めてみてください。
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