日本でも今年から5Gが導入され、モバイル端末でもストレスなく動画が見れるようになります。
動画マーケティングが益々盛んになることでしょう。
企業としても公式YouTubeチャンネルを使って、マーケティング活動をしていく時代になりそうです。
そうなると、YouTubeの仕組みをしっておく必要があります。
具体的にはYouTubeのアナリティクスを活用して、公式チャンネルの運用改善をしていくことになります。
YouTubeの仕組みを知り、運用改善を行なうことはユーチューバーだけでなく、ビジネスマンに必要なスキルになっていきそうです。
という訳で、アナリティクスの基礎的な活用法をご紹介します。
①動画をアップした後の初動を確認する
動画をアップしたら、初動の再生回数とか気になりますよね~。
そこで、ここをチェックしてみましょう。
YouTube Studioを開くと、「ダッシュボード」にあるデータです。
これを見ると、直近10本の動画のなかで、【公開後から〇〇時間の時点での伸び方】をランキングにしてくれています。
初動が悪ければ、タイトルを変更する、サムネイルを変更する、説明欄・タグを変更する、といった対策を取ります。
続いて、
②インプレッションと総再生時間の関係です。
a)インプレッション数
インプレッションを構成するものは、以下の場所での表示数です。
以下の場所での表示を増やしていくことを考えていきます。
・YouTubeの検索結果
・YouTubeのトップページ
・YouTubeのフィード
・関連動画やおすすめ動画
・再生リスト
b)クリック率
表記された動画がクリックされた割合になります。
これが低ければ、タイトルやサムネイルを改良します。
(よりクリックされやすいものにする)
c)総再生時間
インプレッション数、クリック率を上げると結果として総再生時間を増やすことになります。
③ユーザープロフィール
動画を視聴した人のプロフィール(性・年齢)です。
こちらのデータを分析して、ターゲットしたプロフィールと実際の視聴者が合致しているか分析します。
④視聴されているデバイス
恐らくPCよりもスマホ視聴が多いはずです。
編集やサムネイル制作をPCで行なっている方は、スマホで見やすい画面構成になっているか注意が必要です。
⑤トラフィックソース
視聴者の流入経路を分析します。
ここから更に「関連動画」はどの動画から来たか、「YouTube検索」はどのワードから検索してきたかを掘り下げていきます。
⑥YouTube検索(ワード)
どんなワードで検索して辿り着いたかが分かります。
検索上位のワードがいわば「流行のコンテンツ」でもあるので、今後の制作に要素として取り込んでいきましょう。
⑦関連動画
アップした動画が他のYouTubeチャンネルの同ジャンルの動画に関連として表示されているかを調べる。
その動画のジャンルやターゲット層にマッチした動画(しかも他のチャンネルの動画)に、関連動画としてきちんと表示されていると他チャンネルから視聴者を誘因出来ます。
⑧トラフィックソース:外部サイト
YouTubeチャンネルへの流入を他のソーシャルメディアから獲得したいと考えるケースも多いと思います。
ユーチューバーが多く取っている手法は、Twitterからの流入です。
企業の場合は、FacebookやInstagramのケースもあるかと思います。
この画面から、Twitter、Facebook、Instagramからしっかり導線が作れているか検証しましょう。
以上のアナリティクス分析を活用して、改善点を常に模索していきながら、コンテンツ、タイトル、サムネイル等に反映していきましょう。